パタゴニアにオーストラリア資本の企業が進出します RAEラエ、世界に向けてアルゼンチン

アルゼンチンでグリーン水素エネルギーが創られます

アルゼンチンで環境に優しい、グリーン水素エネルギー製造のためオーストラリア資本のFortescue社による「今世紀最大規模の投資」が行われるとさる月曜日、スコットランド・グラスゴーで発表されました。同地ではアルベルト・フェルナンデス大統領が参加するCOP26気候変動サミットが開催されています。

この発表は、マティアス・クルファス産業大臣とアルゼンチンFortescue代表のアグスティン・ピチョット氏を伴い、サンティアゴ・カフィエロ外務大臣により行われました。

アルベルト・フェルナンデス大統領の合意書締結の後、発表となりました。

 

 

 

アルゼンチン南部、パタゴニア圏のリオ・ネグロ州に総額40億ドルにのぼる資金が投入され、環境に優しいエネルギーソース、グリーン水素エネルギー製造プラントが建立されます。第1ステージでは、4.400人の雇用が予定され、第2ステージでは1万1.000人加わると見られます。カフィエロ外務大臣は、最終的に間接的雇用として4万4.000人雇われることになると語りました。

グリーン水素エネルギーは環境に優しく、将来のエネルギーと呼ばれています。生産プロセスの脱炭素化のためには不可欠なエネルギーで、気候変動対策にとって大変ポジティブなインパクトであるとされています。

2020年11月には、フェルナンデス大統領はFortescue Metals Groupの代表者らとビデオコンフェレンスを通じて会談を持ち、その席上Fortescue Metals Groupのアルゼンチンにおけるクリーンなエネルギー生産の意向が伝えられていました。