RAEラエ、世界に向けてアルゼンチン

アルゼンチン代表はコパ・アメリカ優勝杯を掲げました

去る土曜日サッカー・アルゼンチン代表はコパ・アメリカ決勝戦でブラジル代表と対戦し、1−0で勝利し、優勝杯を掲げました。場所はブラジル・リオデジャネイロのサッカー殿堂のマラカナ・スタジアムで、試合はもちろん生中継で放送され、30%を超える高視聴率を記録し、アルゼンチン全国民が見守るなか試合は行われました。試合後、たくさんの人々が街頭に繰り出し、アルゼンチン選抜の優勝を祝いました。新型コロナウィルス感染が収まって無い中、集団感染が危ぶまれます。

アルゼンチン代表が優勝杯を手にしなくなってかれこれ28年が過ぎ、世界でもダントツの実力を誇る、スペインのバルセロナFCでプレーするスーパースターのリオネル・メッシ選手がキャプテンでありながら、国際タイトルに無縁だったアルゼンチン選抜はこれまで何年もの間、批判されてきました。今回の優勝で汚名返上となりました。

メッシ選手は自身のインスタ公式アカウントで全てのサッカーファンに向けて“この優勝は全てのファン、サポーターの皆様に、そしてもちろん、どこかで応援してくれているディエゴにも捧げる”とコメントしました。

また、アルゼンチン選抜史上、最もゴールを記録しているメッシ選手はリオデジャネイロでの決定戦勝利、優勝は家族、友人、今まで支えてきてくれた人たち全てのもので、“特に新型コロナウィルスと戦っている4.500万人のアルゼンチン人に、誰か近しい人を失った人たち”のものだ語っています。

ブエノス・アイレス市ではシンボルのオベリスクに人々は集まり、また南極のマランビオ基地でも隊員らが優勝を祝いました。その映像です。