RAEラエ、世界に向けてアルゼンチン

アルゼンチン大統領選、右翼の独立候補、ミレイ氏が当選しました

昨日日曜日行われた大統領決定投票で、右翼の独立候補、現下院議員、53歳のハビエル・ミレイ氏が当選しました。即日開票され、投票率ミレイ氏が56%、現経済大臣で与党候補のセルヒオ・マサ氏が44%で、昨日のよる9時半には、アウトサイダーで経済学者のミレイ氏の当選が確実となりました。
ミレイ氏は2年前、派閥ラ・リベルタ・アバンサを立ち上げ、短期間で大統領選挙に出馬し、国民の大きな支持を得、今回新たなアルゼンチン大統領として選ばれました。
大統領就任式は12月10日となっており、それまでの約3週間、政権移行のための手続きが取られます。
決定投票が行われた後の昨日の夜、ミレイ氏はマサ候補の敗北宣言とミレイ氏に宛ての大統領選出祝福メッセージを受け、当選宣言を行い、その際、アルゼンチンの再構築は始まったと述べました。
そして国が必要としている改革は劇的なもので、段階的なものではないと断言しました。国民を貧困に押しやる遍在的な国家は今日でおしまいだと述べました。
自身の政権は19世紀アルゼンチンをラテンアメリカ最強国、世界の強国に成し遂げた自由に基づくと語り、目指す改革に反対する人々には法の規定内ではすべてが容認され、規定外ではナッシングだと答えました。
そして選挙期間中、労力を惜しまなかった支持者らに謝意を表し、マウリシオ・マクリ元大統領とパトリシア・ブルリッチ元保安大臣に決定投票に向けての支援と立会人の確保に関し、同じく謝意を表しました。