RAEラエ、世界に向けてアルゼンチン

フェルナンデス大統領はG20サミットと気候変動サミットに向けて発ちました

ルベルト・フェルナンデス大統領は今週末イタリア・ローマで開催されるG20サミットと11月初めスコットランド・グラスゴーで開かれる国連気候変動サミットCOP26に参加するためアルゼンチンから発ちました。

テラン通信社によると、G20サミットでフェルナンデス大統領は、先進国の債務クライシスにより生じると見られる、世界的危機状態から、国際債務再建のため債務国を保護するマルチラレラルの問題解決の枠組み構築の必要性を説きつづけると見られます。

アルゼンチンには2022年に債務元本の178億ドルと2023年には188億ドルの返済期限が迫っており、マルティン・グスマン経済大臣はマウリシオ・マクリ前大統領政権下 発生した441億5.400万ドルの債務を厳しく批判しています。

 

 

ローマG20サミットの後、フェルナンデス大統領はスコットランドのグラスゴーに移動し、11月1・2日開催される国連気候変動サミットCOP26に参加します。

フェルナンデス大統領は炭素中立へむけて長期的ストラテジーを発表すると英国のアロック・シャルマCOP26議長とのビデオコンフェレンスで伝えました。世界でも類を見ない多額の債務に苦しむアルゼンチンは2050年に向けて炭素中立を達成する意気込みを伝えます。