ラエ、世界に向けてアルゼンチン

ラテンアメリカ最大規模の新型コロナウィルス感染症予防ワクチン生産プラントがブラジルに建設されます

ブラジル政府は、リオデジャネイロにラテンアメリカ最大規模のウィルス感染症予防ワクチンと治療薬の生産プラント建設のための入札を発表しました。予算は34億レアル (約6億3000万ドル)で建設着工は本年度下半期が予定されています。

ラテンアメリカ諸国の中では新型コロナウィルス感染症患者数が一番多い国ブラジルでこの偉業はなされます。

 

 

 

エドゥアルド・パスエロ保健省大臣は新型コロナウィルス感染症だけではなく、他の感染症のワクチンや治療薬も生産されると語り、リオデジャネイロ西部のサンタ・クルスに総面積58万平方メーターの健康バイオテクノロジー産業コンプレックスが建立されると述べました。

年間1200万回分のワクチンとバイオ医薬品生産が見込まれています。

これまではラテンアメリカ最大規模の医療研究機関、ブラジル保健省の管轄下にあるFiocruz基金がアストラゼネカ製薬会社とオックスフォード大学の提携を受け、1000万回分の新型コロナウィルス感染症予防ワクチンを生産していましたが、それを大きく上回る生産量となります。