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アルベルト・フェルナンデス大統領:『マルビーナス諸島は過去、現在、将来ともにアルゼンチン領土である』

アルベルト・フェルナンデス大統領はブエノス・アイレス市のマルビーナス諸島記念博物館で行われたマルビーナス諸島戦争開戦40年を記念するセレモニーでスピーチし、『マルビーナス諸島は過去、現在、将来ともにアルゼンチン領土である』と断言しました。

その際フェルナンデス大統領は対話によって和平的な解決を模索する、国連の採決第2065条を履行するよう英国政府に呼びかけました。

また南大西洋圏マルビーナス諸島付近海域における英国の”正当な理由なき軍事力アピール”を厳しく追求しました。

 

 

1時間にわたるマルビーナス諸島戦争の帰還兵と戦没者の遺族への勲章授与式は大統領スピーチで終了しました。

フェルナンデス大統領はマルビーナス諸島で戦った兵士達の比類なき勇気を心から称えるよう、市民に訴えました。

軍事政権により、民衆に背を向け、民衆を操るため始まった戦争に、身を投げ出し国家の主権を守った人々を称賛しました。

そしてアルゼンチンの兵士は敗戦でもその士気は衰えることはなかったと強調しました。.

『マルビーナス諸島帰還兵が2度と忘却の彼方に埋もれ、どの政権の沈黙に侵される事ないよう気を引き締めてゆく』と大統領はスピーチを締めくくりました。

ブエノス・アイレス市でのセレモニーには南米の元国家元首3名、ウルグアイのホセ・ムヒーカ元大統領、ボリビアのエボ・モラーレス元大統領とフェルナンド・ルーゴ元大統領が出席しました。

アルゼンチンのマルビーナス諸島主権主張を支持するラテンアメリカ国家に謝意を表しました。