RAEラエ、世界に向けてアルゼンチン

5月25日: 祝日の意義

5月25日は当時のスペインの王政の干渉を受けない、アルゼンチン自治政府が初めて樹立した日で、今週の水曜日は、アルゼンチン全国で祝日となっています。

1810年の5月25日はスペイン王政よりアルゼンチンの解放を求める革命•1連の出来事が終結した日でした。そして最終的に6年後、1816年の7月9日、アルゼンチンの独立が宣言されます。

212年前、ラ・プラタ河流域を治めていたのはスペインの副王制度でした。自治政府の初回の集いで、当時のバルタサール・イダルゴ・デ・シスネーロス副王が追放されました。

自治政府は全国の自治体に国会に向けて民衆の代表、議員を送るよう要請します。そこで様々な機関を律する法体系が作り上げられ、海上保安隊や陸軍師団もつくられました。

この記念日を祝うため、エンパナーダスやロクロなどの郷土料理を楽しむのが習慣となっています。

植民地主義の権力との戦いの革命プロセスはラテンアメリカの民衆解放の戦いの舞台で拡げられました。アメリカ大陸各地で独立への戦いは約15年間にわたって続きました。