9月28日(木)番組          

9月27日(水)番組        

チャプター4

ロックの世界では、米国のニュージャーシーのブルース・スプリングスティーンをザ・ボスと呼ぶ。トラップの世界では、ブエノス・アイレス市のアルマグロ地区のドゥキをエル・ヘフェ(ザ・ボス)と呼ぶ。本名マウロ・エセキエル・ロンバルド、年齢27歳、今まで3枚のレコードを出している。アーバン・ミュージックの分野では最もポピュラーなアーティストだ。 デジタル・プラットフォームで1番聞かれたアルゼンチンのアーティストだ。今はヨーロッパでツアーを行っている。12月にはアルゼンチンに帰国し、ブエノスアイレス市のサッカークラブ、リーベルのスタジアムで2回コンサートを開く。来年、スペイン・マドリッドのベルナベウ・スタジアムで、ソロでコンサート開催を予定している。       彼にとって、サッカースタジアムに姿を現すのはこれが最初ではない。昨年は4回、ブエノスアイレス市のベレス・サルスフィルドのスタジアムで4回コンサートを行った。ロックに関連していない彼の年代のアーティストとしては初の快挙となった。 ガルデル賞のガラに登場した時は、オートチューンを使い、自身の声を整えた。それをチャルリー・ガルシアは厳しく批判した。それに対し、ドゥキは落ち着いて答えた、チャルリー・ガルシアの雨のベレス・サルスフィルドのリサイタルは素晴らしかったと。     ドゥキは8年前、アーバンミュージックのフリースタイルのコンペ、El Quinto Escalonに登場し、一気に若いファンの支持を得た。 タンゴが根強い場所、アルマグロ地区で生まれたドゥキは、小さな頃はアルゼンチンロックを聴きながら育った。アルマグロ地区はアルゼンチンロックを象徴するバンド、スーモのリーダー、イタリア人のルカ・プロダンが一時住んだ場所でもある。アルマグロ地区を歌った有名なManana en el Abastoは彼のテ-マだ。 ドゥキは、愛、裏切り、嘘、ドラッグ、様々なライフスタイルについて歌う、ブエノスアイレスのタンゴと同じように。   Duki – Givenchy   ドゥキははじめはバンドのメンバーだった。 だけど今はソロで、成功を収めている。 人気があり、トレンディーなアーティストだ。彼がel […]

9月25日(月)番組        

  9月22日(金)番組              

1970年代から1980年代までアルゼンチンで続いた軍事政権下、拉致された人々を閉じ込め、拷問、暗殺が侵された元・アルゼンチン軍士官学校ESMAの建物が、9月19日開かれた第45回世界遺産委員会会議で審議され、最終的にユネスコ世界遺産として決定されました。 多くの人々が拉致され、現在まで行方不明となっている事件が、ラテンアメリカ大陸各国の軍事政権により70年代から80年代まで犯されたことを検証し、記憶風化防止につながる、全人類にとって顕著な普遍的価値を有する、建造物として認定されました。 「人類共通の遺産」という考えが1972年、「世界遺産条約」の採択を成し遂げ、現在で世界194か国により、全人類にとって有益で意味がある有形の不動産が世界文化遺産、または自然文化遺産として保護されています。 現在ESMAの建物は当時の記憶風化防止のため、当時そのまま保存され博物館として運営されています。        

9月18日(月)番組        

9月15日(金)番組        

9月14日(木)番組          

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