ラエ科学・環境・技術トピックニュース

アルゼンチン、フランス、イタリア、英国、アイルランドと米国の科学者で構成される“QUBICプロジェクト” (Q &U Bolometric Interferometer for Cosmology)により宇宙の始まりを研究するため、アルゼンチン北部はサルタ州、プーナ地帯に最新のテレスコープが設置されることになります。 このテレスコープはアルゼンチン、フランス、イタリア、英国、アイルランドの研究所やラボにより部分ごとに作られました。そして最終的にプーナ地帯、サルタ州の海抜5.000メートルに位置するAltos Chorrillosでアンサンブルされ設置されます。        

月曜日の午後、新内閣メンバーの宣誓式が行われ、アルベルト・フェルナンデス大統領により宣誓が取られ、就任となりました。 内閣の顔ぶれの変更は、予備選挙で与党Frente de Todosが歴史的な惨敗を期してから1週間後に行われました。 Juan Manzur内閣官房長官、Santiago Cafiero外務大臣、Anibal Fernández保安大臣、Jaime Perzyck教育大臣、Daniel Filmus科学・技術大臣とJuan Rossスポークスマンの新しい顔ぶれとなります。 フェルナンデス大統領は退任する大臣に対し、「コロナ禍の難局、パンデミック宣言が出される2ヶ月前発足した体制でこれまで皆大変良くやった」とねぎらいと感謝の言葉を伝え、「みな全て模範的な官僚であった」と謝意を表しました。 そして新たに就任した大臣らに関しては、今は亡き元大統領Néstor Kichner政権下時代、官僚であった人物から選ばれたと語りました。       宣誓・就任式でアルベルト・フェルナンデス大統領は現政府は労働法を緩和する政府ではないと明言し、公衆衛生を横に退け、市民を無防備に晒す政府では絶対にありえないと述べました。 そして最後に、フェルナンデス大統領はコロナ禍で失われてしまった対話をアルゼンチンは取り戻すと確信していると締めくくりました。

ラテンアメリカ・カリブ海諸国機構CELACは去る土曜日マルビーナス、南ジョージアスと南サンドイッチ諸島主権について特別宣言を宣託し、アルゼンチンは正当にその主権を主張していると、再度アルゼンチン支持を表明しました。 外務省はアルゼンチン政府と英国政府が諸島における主権主張問題について対話を再開し、国連第2065条例の通り、一刻も早い和平的で恒久的な解決が待たれるというアルゼンチン側の意向を常に表明してるとの、声明で発表しました。     ラテンアメリカ・カリブ海諸国機構CELACは2011年に関連諸国政府機関間の対話と合意の場として設立され、「アメリカ大陸における時代錯誤の植民地意識が顕著な主権主張問題を和平・恒久的に解決するに向けてアルゼンチン政府は常に建設的な姿勢と積極性で臨んでいる」と、これまでのアルゼンチンの歩みを際立たせています。 そして現議長国に、国連の使命とされる良識を采配し、解決へ向けて関係諸国の足並みを揃える要請を行うよう、委託されました。

エルナン・エスペホとナシオナル・ロックのRAE世界に向けてアルゼンチン のための共同製作   アーティスト名:Lo´ pibitos 曲名:“En otra dimensión” Lo´ pibitosはブエノス・アイレス市Villa Crespo地区のバンドで、今まで3枚のレコードと1枚のライブ・アルバムを発表しています。第4回Festival BUEに参加し、ブエノス・アイレス州のラ・プラタ市で行われたBruno Marsのリサイタルのオープニングアクトで演奏しました。           アーティスト名:Poseidótica 曲名:“Æon” プログレッシブ・メタルのカルテットで、幻想的なムードの曲で知られます。新しいギタリストとしてEugenio de Lucaが加わりました。2年前からシングルズを発表しています。       […]

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アルゼンチンの保健省は100日以上連続で1日あたりの新型コロナウィルスの新感染者数は3.400人以下、死亡者数は130人以下となっており、減少傾向になっていると報告しました。また集中治療室患者は2.172人になっており、この数値は2020年8月以降、最も少ないものとなっています。 そしてパンデミア宣言が出されて以来、ポサーダス国立病院・感染症ラボラトリーでは先週木曜日初めて、新型コロナウィルス感染者が出なかったと報告されています。     国内ではワクチン接種キャンペーンは順調に進んでおり、人口の63%が一回目接種を受けており、39%が2回目接種済となっていることが大きい要因となっていると見られています。

アメリカ大陸ニュース

さる日曜日ブラジル各地でジャイール・ボルソナーロ大統領に対する抗議運動が行われ、下院議員や左派リーダーの姿も見られました。右翼派の呼びかけで行われました。 その数日前には、ボルソナーロ大統領支持派による大きな集会が行われたばかりです。     リオ・デ・ジャネイロ、ベロ・オリソンテやサン・パウロなどの大都市で Movimento Brasil Livre (MBL)やVem Pra Rua (VPR)など右翼派の呼びかけで行われました。これらの社会運動グループは2016年当時のジルマ・ルセフ大統領の弾劾裁判を支持し、2022年の大統領選挙に向けて“ボルソナーロでもなく、ルーラでもない”というスローガンのもと、「第3の道」という新しい派閥を推しすすめています。 大統領選挙まで残すところ約1年の現時点では、ボルソナーロ大統領とルーラ・ダ・シルバ元大統領の2人が最も有力候補と見られています。

ラエ科学・環境・技術トピックニュース

アルゼンチン国内で製造されたSAOCOM1Aと1Bの2基の人工衛星が2ヶ月前からパラナ河の流域の水位の下降をモニターリングしています。 パラナ河は国内で最も重要な河川の1つで、河川を利用する物質運輸、流域の経済活動や植物・野生動物にとって死活問題で、河川が通る州ではそれぞれ水位緊急事態宣言が出されています。     レーダーで地表の水位を随時更新し画像として送る技術は、世界でもアルゼンチンと日本の人工衛星以外では見られない技術と報告されています。

日曜日全国で国会議員選出のための予備選挙が行われました。 与党のFrente de Todosは6州で勝利し、野党のJuntos por el Cambioは18州で勝利しました。 11月14日本選挙が行われます。 日曜日選挙の後、アルベルト・フェルナンデス大統領は支援者を前に、「願っていた結果が出なかったことは、何か間違ったことをしたからだと投票箱が明確にした。それには耳を傾けなければいけない。満たされなかった要求があったということ。明日から一新し、注意深く聞かなければいけない。」と語りました。       (11月の本選挙に向けて)「選挙運動は始まったばかりだ。(…)後2年間、大統領としての任期は残っている。諦めない。ゼロの立場に戻り、皆さんに助けを乞う。11月にはこの結果をひっくり返そう。」とアルベルト・フェルナンデス大統領は強調しました。 全国で3.400万人が今回の投票のため選挙人名簿に登録されています。  

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