新型コロナウィルス:人類の歴史を塗り替えてしまったパンデミック

アルゼンチンの内務省、保健省、交通省と保安省は国内の10の州の州知事らとビデオ会議を行い、入国と出国手続きを厳重化することについて話し合われました。国境を地続きで共有するブラジル、パラグアイとボリビアでのコロナ禍状況に特別な注意が払われました。 海外より帰国する人たちの約70%がブエノス・アイレス市とブエノス・アイレス州の住民となっています。帰国後の自宅隔離が行われているのかコントールが必要とされます。 PCR検査が陰性であっても、一番有効な感染予防法は帰国後の1週間にわたる自宅隔離だと世界のNGOの多数のリポートにあります。 また国境で出入国コントール業務に従事する人々に最優先して新型コロナウィルス予防ワクチンを接種することも提案されました。      

記憶風化阻止、真実と正義

この3月24日、アルゼンチンでは史上最も残酷な軍事独裁政権樹立より45年をむかえます。政治・社会的状況が混沌とした状態のなかクーデターが起きました。 1930年代末以来、民主主義は役に立たない、軍の規律と構造がそれに取り変わらなければならないと言われ、クーデター El Golpe は企てられました。 1976年から1983年まで続いた軍事政権下、米国主導のPlanCondorドクトリンが採用され、社会主義、共産主義の排除が試みられ、憲法で保障されている全ての権利が抹消され、権力の横暴が許されました。 軍事政権下、およそ3万人が行方不明になったと見られています。他にも多数の人々が迫害に遭い、国外に亡命しました。 自分のアイデンティティーを求めて何人もの息子、娘、孫が足跡をたどっています。そして何人もの母、祖母らが息子、娘、孫を探し続けています。 ラエ、世界に向けてアルゼンチンはこれらの偉業を地道に、そして忍耐強く続けている女性たち、5月広場の母と祖母 に敬意を表します。 “記憶風化防止週間”の今週は、全国の母と祖母たちを顕彰します。軍事政権下禁じられた書籍や音楽レコードをを地中に埋め押収を防ぎ、そして違法拘束より人命を救いました。今日まで勇気と誠意の継承が続いています。 平等、包括、真贋の民衆主義を追い続け、軍事政権樹立より45年をむかえ、ラエ、世界に向けてアルゼンチンは 絶対繰り返さない!記憶風化を阻止し、真実と正義を求め抜きます。 日本語訳・ナレーション:植田敬子 編集:ファビアン・パニッシ 制作・ウェブサイト:シルバーナ・アベジャネーダ/フリアン・コルテス

短波放送とDX

アルゼンチンのニュース 去年より続いているパンデミックで、リモート授業が主流となり、ラジオがどの様な教育機関的役割を果たしたか、アルゼンチンの様々な大学の研究機関ネットワークを形成し、リサーチを進めています。 ブエノス・アイレス州の国立ラ・プラタ大学とキルメス大学;コリエンテス州の国立北東大学、コルドバ州の国立コルドバ大学と国立ビジャ・マリア大学;国立トゥクマン大学;ネウケン州に本部棟を置く国立コマウエ大学、国立ティエラ・デル・フエゴ大学で全国リサーチネットワークは構成されています。 リモート授業するににあたって、ラジオは次の点が重要視されています: ー全国で放送可能なこと; ー受信機提供数が十分にあり、接続が簡単なこと; ー地域に密着しており、長年親しまれているメディアである。 スペインのニュース     サマータイム導入により、3月28日からスペイン海外向け放送の短波放送の周波数が変更となります。 アフリカ大陸西部、大西洋南部地域、中近東とインド海地域に向けては月曜日から金曜日、UTC時間15時から23時まで、次の周波数: アフリカ大陸西部と大西洋南部地域、周波数11.670 Khz., 25メーターバンド; -中近東とインド海地域、周波数15.520 Khz, 19メーターバンド アメリカ大陸、月曜日から金曜日、UTC時間18時から2時まで次の周波数: –南米諸国, 周波数11.940 Khz, 25メーターバンド; – 北米諸国, […]

開始あいさつ    国内新型コロナウィルスニュース アメリカ大陸のニュース DX情報番組 科学・環境・技術ニュース   終了      

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2020年3月3日、当時のヒネス・ゴンサレス・ガルシア保健大臣は記者会見でヨーロッパより帰国した43歳の男性が新型コロナウィルス感染検査で陽性となったと発表し、国内で確認された最初の新型コロナウィルス感染者となりました。 当時は咳やくしゃみによる飛沫感染が一番の感染経路だとされていました。     それから1年たった今では接触感染については、はっきりとした科学的根拠は示されてはいません。 また飛沫感染についても以前は空気中に漂わず、人と人の間での飛沫によるものだと言われていましたが、現在では時間が経過しても空気中に漂う飛沫による感染経路について最も多くの科学根拠が出ています。、 アルゼンチン国内で初めての感染者が確認されるまでの2ヶ月ほどの間、世界各国で次々と確認されていました。 ワクチンが開発されてから現在まで、ロシアのSputnikV、インドで製造されたオックスフォードとアストラ・ゼネカ、そして中国のシノファームのワクチンと3種のワクチンの接種が行われています。第4種目のファイザーとバイオンテックのワクチンの交渉も進んでいます。 アルゼンチンでは累積211万8.676人の新型コロナウィルス感染者と5万2.192人の死者が記録されています。本年5月か6月にはコロナ禍第2波がくると予想されています。    

アメリカ大陸ニュース

ブラジル最高裁はルイス・イナシオ“ルーラ”・ダ・シルバ元大統領が被告となっている全ての裁判を無効とし、ラバジャトとして知られる一連の汚職事件に関する裁判での判決により、失効となっていた政治的権利が回復され、ジャイール・ボロソナロ現大統領の再選の対抗馬として来年もう再び大統領選挙に立候補することが可能になります。 最高裁のルイス・エドソン・ファチン裁判長は“政治的意向に染められ、なんの証拠も無くして、労働党(PT)のリーダーは2018年4月から2019年の3月まで、580日間にわたってクリチバ警察署、4階の独房で拘束されていた”と判決文で指摘しています。      

短波放送とDX

アルゼンチンのニュースで初めましょう アルゼンチン南部のパタゴニア地域のネウケン州のサパーラ区にコブンコという小さな村があります。州道3号線と14号線の交差地帯にあり、マリアーノ・モレーノ村に隣接しています。2つの村の人口合わせて、3千人となります。 州政府と地域活性化センターの支援を受け、ラジオのFM放送局が開局となりました。同センターのリカルド・ビジャール代表は都市部から離れている小さな村にとってラジオの存在は大変に必要とされていると指摘しました。     これらの村々のように、携帯電話の電波も届かない場所では、ラジオの重要性のついて州政府も十分認識しており、日常生活に必要とされる情報がラジオ放送で各世帯に届いているとビジャール代表は述べました。 これらの村々を囲む丘の主要成分が岩盤で、岩を意味するスペイン語、“ラ・ロカ”ラジオという名前で周波数101,9Mhzで、ローカルコンテンツの番組編成で、ローカル音楽が流れ、一番リスナーに人気のあるのは“地域へのメッセージ”というコーナーで、地元住民に関心が高いニュースが流され、皆心待ちにしています。 ラ・プラタ川を渡りウルグアイに移りましょう ラジオ放送愛好者が好んで集めるラジオに関係する切手についてです。去る2月23日、通信規制連合Ursec創立20周年を記念する切手がウルグアイ郵便局より発表されました。 メルセデス・アラメンディアUrsec代表は全国民に通信技術を届けるため、サーバー、ユーザーと政府は協力しあっていると語りました。 ウルグアイのオマール・パガニニ産業大臣は産業界のイノベーションと活性化のための変革期にとって通信規制は大きな意味をもっていると述べました。 アルゼンチン北部の国境を超え、ボリビアに移りましょう 新型コロナウィルス感染症の集団感染を防ぐため、ボリビア政府と労働連合は、組合に属している放送局より、リモート授業・クラスを放送することを合意しました。 2月1日より、全土でラジオとテレビを通じてリモート授業が放送され、今回の合意で、鉱山事業、製造事業の労働組合のラジオも全国の就学児にリモート授業を提供をする事になります。 アンデス山脈の向こう側、ペルーに移りましょう 国営ラジオとテレビ放送の105基のアンテナがカハマルカ区交通・通信庁により修復されました。3万5千人あまりの住民の子息がリモート授業により2021年度・新学期を始めることが可能になります。“家庭で学ぶ”プログラムです。 修復工事期間は昨年の10月に始まり、本年4月に全ての工事が終了する予定で、最もアンテナが集中している自治体は San Ignacio, Jaén, Chota, San Marcos, Cajabamba, Cutervo, […]

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