世界の短波放送の情報ではじめましょう。

チリのRadio Triunfal Evangélica, 週末に周波数5825 khz, UTC時間23時以降放送されています。

土曜日限定でPan American Broadcastingの新しいサービス“Preparing for Jesus”, 周波数13.580 kHzウズベキスタンのMBR Tashkentを通しUTC時間1300-1400、出力100kW日本語番組が確認されています。

ミャンマー(旧ビルマニア)で軍事クーデターが起こり、新たな海賊版放送局が誕生しました。ビルマニア語番組がで周波数17.800 khz, マダガスカルのTalata Volonondryの送信機経由で、UTC時間1130-1200、16メーターバンド、出力 250 kWで 確認されています。

イランへ向けてRadio Ranginkaman,英訳するとRadio Rainbow, 周波数7.605 kHz、ウズベキスタンのRRTM Telecom Tashkent送信機経由で, UTC時間 1630-1700、出力100kW、ファルシ語番組が非公式に放送されています。1週間通しての放送となっています。

ベトナムのRadio Dap Loi Song Nui、英訳するとVietnam Democracy Radio. 非公式に周波数9.670 kHz,Palao諸島のPaochung経由で, 出力100 kw、毎日UTC時間1230-1300にベトナムへ向けて放送されています。

Reach Beyond Australia、宗教番組を英語で周波数11.900 kHz カナナラの送信機経由で、オーストラリアへ向けて放送しています。そして月曜日、水曜日と金曜日、UTC時間1315-1330、出力100 kWで東南アジアへ向けて放送されています。オーストラリア短波ラジオの閉局となった今、オーストラリアの短波放送はReach Beyond Australiaだけとなっています。

何年も前のエル・カイロ　ラジオが使用していた周波数9.400khzでエジプトの音楽がUTC時間9時以降確認されているとブルガリアのIvo Ivanovさんよりリポートされています。

アフリカ大陸西部へ向けてVoice of Nigeria、フルフルデ語番組が周波数7.255kHz、UTC時間0700-0800まで、Abujaより出力250 kWで放送されています。

北朝鮮へ向けて海賊版ラジオ、殉教者の声、反政府の内容の番組が周波数9.930khz、毎日ウズベキスタンのタシュケントのRRTM Telecom送信機経由で毎日UTC時間1200-1230まで出力100 kwsで朝鮮語で放送されています。

アルゼンチンのニュースです。

ブエノス・アイレス州の学校でラジオ放送を行うことが検討されています。

既に統計が行われ、どの学校にどのような機材があり、技術的な可能性について報告が行われています。

教育における教材提供、教師研修や生徒間における共同作業などが目的とされます。

ドミニカ共和国のニュースです。

これまで全国の38のラジオ放送局が周波数の違法使用により閉局されています。

周波数87,9Mhz から104,7Mhzのスペクトラムの違法使用によるものです。

最後に香港のニュースです。

2020年6月に香港国家安全維持法が施行されて以来、香港における報道の自由が厳しく規制されているのは周知の事実です。Apple Daily紙の取り締まり強化とオーナーJimmy Lai氏の身柄拘束に続き, コントロールが強化されると見られているのは香港ラジオ・テレビ放送局、RTHKです。