短波放送とDX ラエ、世界に向けてアルゼンチン

DX情報番組 2021年6月第3週番組

アルゼンチンのニュースで始めましょう

コロナ禍における全国の1000の公営ラジオの教育分野での貢献を計るため、8の国立大学、2のメディア・ネットワーク、1の労働組合と公共機関を代表する70人の専門家が集まります。その会議で出される結論が様々な公共政策に生かされることになります。

アルゼンチン社会におけるラジオが占める位置について話し合いの場が持たれます。

隔離された社会の中でラジオがどのような役割を果たしたのか、それぞれのラジオの体験談の交換;国の政策;公聴会の内容研究;教育機関と教師陣の現状;これら4本の大要に基づいています。

 

 

グアテマラのニュースに移ります。

表現の自由の権利の行使のため、グアテマラの先住民族コミュニティーは政府に対し、4局のラジオ放送局を公式に認めるよう米州人権裁判所に訴えを起こしました。

先住民族コミュニティーは起訴状でラジオ周波数を使用するにあたって、ラジオの公式許可が下りない限り犯罪とみられ、先住民族を差別する法制度であると訴えています。

先住民族コミュニティーは長い間社会から排除されている1員で、貧困、差別と社会格差を半永久的に受けており、法の下の平等、表現の自由が侵害されていると訴えています。

アフリカ大陸に移り、ナイジェリアのニュースです。

反政府者を処罰するというムハンマド・ブハリ大統領の発言が抹消されたことをうけ、ナイジェリア政府はツイッターへのアクセスをブロックしました。

国内外の外交関係者らは民主主義の礎の表現の自由と情報アクセスの自由をナイジェリアで断固守るため、政府の措置に対する声明を公表しています。

ツイッターは大統領の発言は大変深刻なものだと発表しています。

短波放送Voice of Nigeriaで知られるナイジェリア国営放送局は情報源として直ちにツイッターの使用を中止するよう通達を出しています。

このことについてナイジェリア外務省はさる月曜日、米国、英国、カナダ、欧州連合とアイルランドの大使らと緊急に会合を持ちました。

最後に欧州に移りましょう。

バチカンのニュースです。

オッセルヴァトーレ・ロマーノ』 (イタリア語: L'Osservatore Romano) はローマ教皇庁の”半公式”新聞の誕生160周年記念とバチカン・ラジオ開局90周年が祝われ、ローマ法王フランシスコは初めてバチカン通信庁を訪れました。

その際ローマ法王は誰にどれだけ発信している情報が届いているかということを常に意識して作業をするべきだと語りました。

アイルランドのニュースです。

周波数252kHzで放送されるTelefis Eireanラジオは6月15日から2ヶ月間に渡ってメンテナンスが行われます。期間中、短波放送はお休みとなりますがインターネットでデジタル配信が行われます。