RAEラエ、世界に向けてアルゼンチン

南極アルゼンチン基地に新たな短波放送機が寄付されました

アルゼンチン国営ラジオ放送局サンガブリエル大天使支局LRA36 に新たな短波放送機が、ハビエル・グラッツさんより寄付され、そのための記念行事が去る月曜日ブエノスアイレス市内で行われました。ホルヘ・タイアーナ国防大臣、アルゼンチン軍南極特別部隊のエドガル・カランディン大佐、アルゼンチン国営テレビ・ラジオ放送局のロサリオ・ルフラーノ代表とアルゼンチン国営ラジオ放送局のアレハンドロ・ポント・レシーカ代表が参列しました。南極圏に駐屯するアルゼンチン軍が行う科学・技術研究の鍛錬の賜物が国内だけではなく、国外にも伝えることが可能になります。

タイアーナ国防大臣は南極からの放送を聴けるということは愛国心啓蒙を意味するとのべ、またルフラーノ代表はアルゼンチン国営テレビ・ラジオ放送局は陸、海、空のすべての空間での放送が可能となったと語りました。

カラディン大佐は南極圏でのアルゼンチン主権主張に大きく貢献すると示唆しました。

またこの記念行事はアルゼンチン国営ラジオ放送局の全国網でも同時中継され、ポント・レシーカ代表、アドリアン・コロルRAE代表、RAEイタリア語番組担当で今年の初め南極よりのニュース番組放送に貢献したマルセロ・アジャラさん、アルゼンチン国営ラジオ放送局の2人のキャスター、マリオ・ジョルジさんとフェデリカ・パイスさんによって放送されました。

サンガブリエル大天使支局は1979年の10月20日開局され、以来途切れることなく、南極から情報を発信し続けています。そしてアラスカ、アイスランド、日本など、世界各国で聞かれています。

 

 

 

 

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